とりあえず植物植えてみたいけど最低限何がいるの?できれば手間をかけずに管理したい…
そんな方はとりあえず苗、培養土、スリット鉢をそろえて植えてみよう。いいことがたくさんあるよ
スリット鉢の魅力
- 植え付けが簡単
- 手間をかけずによく育つ
- 植え替え回数の抑制
1.植え付けが簡単
一般的な鉢の場合、土以外に鉢底ネット、鉢底石が必要となります。
鉢底ネットは鉢から土が流れ出ることを抑制したり、虫の侵入を防いだりする役割があります。鉢底石は排水性をよくするためのもので、鉢に対して1/4~1/3程度入れるのが一般的です。
スリット鉢の場合これらが不要なため、土を入れて苗を植えてあげるだけで植え付けが完了するため簡単です。
2.手間をかけずによく育つ
植物にとって一番大切なのは「根」です。根が健全であれば多少地上部が痛んでも問題なく育ちます。
水分、肥料分の吸収の大部分は根から行います。併せて酸素も必要になるのですがスリット鉢は鉢の底から側面に文字通りスリットが入っており排水性、通気性が抜群です。水のやりすぎをそこまで気にする必要がないため管理が楽です。
一般的な鉢の場合、穴は底にしかなく根が酸素を求めて底面に集まり、ぐるぐると渦を巻くように張る「サークリング」をしてしまいがちです。
スリット鉢の場合は鉢内に十分な酸素が供給されるため鉢内に満遍なく根を張ることができ、結果植物がよく育つのです。
3.植え替え回数の抑制
鉢に植えている植物は基本的に根が回ったら(鉢いっぱいに根が張ったら)植え替えるのが望ましいです。
2.でも記載した通り、一般的な鉢の場合、底面に根が集まってしまい。鉢内の土を有効に利用することができないため、サークリングした段階で植え替えが必要になるのですが、スリット鉢の場合、鉢全体に根を張るので根が回るまでに時間がかかり、結果的に植え替えサイクルが伸びることになるのです。
スリット鉢のデメリット
- 軽い
- デザイン
1.軽い
薄いプラスチックなのでとにかく軽いです。そのため植物の種類によっては倒れやすいです。
2.デザイン
鉢も含めておしゃれに植えたい場合、鉢カバーに入れるなど工夫が必要です。
個人的にはあまり鉢のデザインは気にしないのでそこまでダサいなどの感情はありません。これらを補って余りある良さがあると思っています。
まとめ
- スリット鉢なら土を入れて苗を植えるだけでOK
- 水の上げすぎもそこまで神経質にならず、乾いたらたっぷりあげましょう